資源循環

循環型社会とは
わたしたちの生活は、地球の限りある資源のもとに成り立っているよ。わたしたちが毎日捨てている「ごみ」も大切な資源になるんだ。ごみが増えていくと最終処分場が不足するかもしれないことが問題になっているよ。そのためには、ふだんからごみを出さないようにする、くり返して使う、再び使えるようにすることが大切だよ。今までごみにしていたものを資源としてくり返し使う、むだのない社会を「循環型社会」というんだ。
産業廃棄物と最終処分場について
栃木県から出る家庭ごみの量
栃木県から出る家庭ごみは、毎日約1,282トンも出ているよ。学校のプールではかってみると、なんと約10はい分にもなるんだよ。工場などからでる産業廃棄物はもっとたくさんで、プール約176はい分にもなるんだ。

私たちができること

3R(スリーアール)に取り組もう
ごみの量を減らす(リデュース)・ものをくり返し使う(リユース)・使い終わったものを再び利用する(リサイクル)という、資源を大切に使うためのポイントとなる、3つの行動を「3R(スリーアール)」というよ。
また、令和元年に栃木からの森里川湖プラごみゼロ宣言により、栃木県独自の取組を進めているんだ。
那珂川町では…
リフューズを加えた4Rを推進しているよ
Refuse(リフューズ)…不要なものやごみになるものを受け取らない、使用しないことでごみになるもの自体を発生させないことです。
●エコバッグを持ち歩く ●レジ袋の使用回数を減らす
●テイクアウトをする時、一度の使用でごみになってしまう割りばしやスプーンなどは避ける
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食品ロスを減らそう
食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量が年間472万トンもあり、日本の人口1人当たり毎日おにぎり1個(103g)を捨てている事になっているよ。
買い物前に、食材をチェックする、必要な分だけ買う、「消費期限」と「賞味期限」の違いを知るなど食べられる分だけ買ったり食べたりしてみよう。 -
ごみを分別しよう
プラスチックや資源ごみなどは、正しく分別しないとリサイクルすることができないよ。最終処分されるごみの量を減らすためには、一人一人がきちんと分別を行うことが大切だね。
●可燃ごみ…生ごみ、木くず(割り箸、楊枝など)、革製品、紙類(ティッシュペーパーなど)
●不燃ごみ…金属製品(刃物など)、ガラス製品、陶磁器、小型電化製品(おもちゃ、電子タバコなど)、発火性のもの(ライターなど)
●資源ごみ…ビン、缶、ペットボトル、古紙(新聞、雑誌、ダンボール、牛乳パックなど)、容器包装プラスチックなど
●その他ごみ…粗大ごみ、大型電化製品那珂川町では…
燃やすごみと生ごみを分けて回収している所も馬頭と小川の市街地では燃やすごみと生ごみを分けて回収しているよ。回収した生ごみと牛ふんを混ぜて、堆肥を生産しているんだ。
那珂川町の取り組み
子供たちのリサイクルの意識を高める活動の一環として、H24年度から、継続して牛乳パック資源化運動を実施しているんだ。
学校の給食ででた牛乳パックを洗い、それをまとめて回収してもらうという取り組みだよ。
